Injective が Agora の AUSD を初のネイティブ ステーブルコインとしてリリース

Injective が Agora の AUSD を初のネイティブ ステーブルコインとしてリリース

By Benson Toti - 分読み (ショート)
  • Injective は、メインネット上で Agora の AUSD ステーブルコインのローンチを発表しました。
  • AUSD 準備金は VanEck によって保証され、State Street によって保管されています。
  • AUSD Injective 初のネイティブ ステーブルコインであり、ブロックチェーン ネットワークの DeFi エコシステムの鍵となります。

Injectiveは、同社初のネイティブステーブルコインとして、完全に担保された米ドルに裏付けられたステーブルコインAgoraであるAUSDをリリースした。10月31日のプレスリリースによると、この統合により、Injectiveの分散型金融エコシステム全体の相互運用性が向上するという。

ネイティブサポートのメリットの1つは、AUSDによってブリッジが不要になり、Injectiveユーザーがシームレスにオン/オフランプできることだ。つまり、より多くの人が簡単にステーブルコインを利用して、貸付やステーキングなどのInjectiveのDeFi機能に利用できるようになる。VanEckがAUSDステーブルコインの準備金を管理し、State Streetが保管人となっている。

「InjectiveでのAUSDのローンチは、資本形成と移動のための機関投資家向け資産としての米ドル裏付けステーブルコインの優位性(市場シェア99.7%)を強調するものだ」とAgoraの最高経営責任者兼共同創設者のニック・ファン・エック氏は声明で述べた。

AUSDは、400億ドル以上の米ドル建てステーブルコインの取引量を処理したInjectiveのステーブルコインエコシステムに加わる。現在、ステーブルコイン市場は1700億ドルを超え、Tether(USDT)とCircleのUSDC(USDC)が優勢となっている。USDTは時価総額の約1200億ドルでトップ、USDCは350億ドル以上で2位。AgoraのAUSDの時価総額は約7000万ドルで、他のライバルにはPayPal USDやRippleのRLUSDなどがある。