ロビンフッド、2025年にシンガポールで仮想通貨商品を発売へ:報道

ロビンフッド、2025年にシンガポールで仮想通貨商品を発売へ:報道

  • ロビンフッドはビットスタンプを通じてシンガポールの顧客向けに暗号通貨サービスを開始する予定
  • この小売投資会社は2024年6月にBitstampを2億ドルで買収した。

人気の個人投資プラットフォームであるロビンフッドは、2025年末までにシンガポールで仮想通貨商品の提供を拡大する計画を明らかにした。ブルームバーグは火曜日の報道で、ロビンフッド・マーケッツが最近買収した仮想通貨プラットフォームのビットスタンプを通じてシンガポールへの参入を検討していると報じた。欧州を拠点とするデジタル資産取引所を通じたロビンフッドの拡大計画には、アジア太平洋地域への進出も含まれる。ロビンフッド・クリプトの副社長兼ゼネラルマネージャーであるヨハン・ケルブラット氏によると、同社の取り組みには地元の規制当局が関与するという。プラットフォームは具体的な開始日を発表していないが、2025年末までにシンガポールの顧客が仮想通貨サービスと商品を入手できるようになると見込まれている。ケルブラット氏はブルームバーグ・ニュースのインタビューで全体的な計画を明らかにした。

ビットスタンプの取引

Robinhoodは2024年6月にルクセンブルクに拠点を置くBitstampの買収を発表し、2億ドルの取引は2025年上半期に完了する予定だ。最初の発表時点では、RobinhoodはBitstampの交換技術を活用して世界展開を加速させる計画を立てていた。シンガポールのユーザーに暗号資産製品を提供することもこの目標の一部だ。昨年10月、Robinhood Cryptoはヨーロッパの顧客向けに暗号資産送金を発表した。このアップデートにより、アプリのEUユーザーはビットコイン、イーサリアム、ソラナ、USDCステーブルコインなど20以上の暗号資産の入出金が可能になった。Robinhoodの事業は、米国証券取引委員会(SEC)と金融取引業規制機構(FINRA)によって規制されている。同社はニューヨーク州金融サービス局からBitLicenseも取得している。一方、Bitstampはシンガポール、英国、EUでライセンスを取得し、50以上の規制承認を取得している。