暗号通貨への参入を阻む最大の障壁の1つは、間違いなく暗号通貨を理解することです。
ブロックチェーン技術は、理解するのが難しい技術です。2009年に登場したばかりの技術なので、どこで学べばいいのか、いい資料が見つからないこともあります。それだけでなく、FTXのような度重なる破綻が、人々の関心を遠ざけているのです。
教育が最も重要です。これは私が今夏、ビットコインが法定通貨であるエルサルバドルを訪問した際に気づいた最大のことです。私が話をした多くの人々は、それを本当に理解することが困難でした。
私はウォールマートのレジ係に、政府が所有するChivoウォレットを持っていないので、ビットコインで支払うことはできないと言われました。これは明らかに誤りです。ビットコインのライトニングネットワークには差別がなく、QRコードさえあればビットコインは移動します。これは分散型ネットワークであり、特定のウォレットが他のウォレットに送れないなどということはないのです。
あるバーテンダーも、勉強しようとしたが「コンピューター脳がない」ので1週間であきらめたと話していました。
それはエルサルバドル以外でも同じです。先日、イギリス人の48%が暗号についてほとんど何も知らないという話を書きました。 これは世界中の国でも同じです。しかし私はロンドンに引っ越したばかりなので、当面はイギリス人について掘り下げてみたいと思います。
よくある誤解
VoucherCodes.co.ukの調査を見てみると、英国で最も大きな誤解として以下のようなものが紹介されていましたので、表にまとめてみました。
このグラフがすべてを物語っていると思います。
上位2つは大いに理解できますが、その他は暗号を理解できないイギリス人がまだ多くいることを示しています。それは全く問題ありません。むしろこの産業がどれだけ成長できるかを示しているのですから。
しかし、採用への第一歩は教育です。私は、エルサルバドルで間違ったのは、この点だと思います。マイアミのビットコインカンファレンスから、事前の警告や国民との議論もなく、自発的にビットコインを法定通貨として発表するのは、やり方が悪いと思います。
イギリスはもちろん、すぐにビットコインを法定通貨として発表することはないでしょう。(ただし最近のポンドの動きを見ると、何も除外してはいけません!)
障壁はまだここにあるのです。2%の人たちへ:いいえ、イーロン・マスク氏は暗号通貨を作り出したわけではありません。イーロン・マスク氏がサトシ・ナカモトだと思っているのなら別ですが。まあ否定はできないでしょうね。
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